夏バテや熱中症は、“ミトコンドリアの働きが弱っているサイン”だった!

水分も栄養もちゃんと摂ってるのに、
「なんだかずっとダルい」「回復しない」「頭がボーッとする」…

それ、あなたの細胞の中にある“エネルギー工場=ミトコンドリア”が疲弊している可能性があります。

なぜ、夏にミトコンドリアがやられるのか?

ミトコンドリアは、体温調整・エネルギー産生・代謝の要。
しかし、夏はこんな環境ストレスが一気にのしかかります。

夏の3大ミトコンドリアダメージ要因

  1. 大量の汗によるミネラル流出 → 酵素や代謝が回らず省エネモードに
  2. 紫外線+活性酸素 → 細胞内のミトコンドリアが酸化ダメージを受ける
  3. 高温ストレスでミトコンドリアが「暴走」→ エネルギー過剰産生で自滅

結果として、体温調整がうまくいかず、疲労・だるさ・頭痛・イライラなどの夏バテ・熱中症症状に繋がるのです。

改善策:ミトコンドリアを守る「夏のセルフケア」

1. ミトコンドリアを酸化から守る栄養を

  • ビタミンC、ポリフェノール、PQQなどの抗酸化成分
  • マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群でエネルギー代謝をサポート

2. 冷たい飲み物を控え「内臓温度」を守る

胃腸の冷えはミトコンドリア機能低下に直結!

3. 朝の空腹時に軽い運動+日光浴

ミトコンドリア活性を自然に促す「スイッチON習慣

あなたのミトコンドリア、夏に負けてない?

こんな症状、思い当たりませんか?

  • 朝からダルい・起きられない
  • クーラーに当たると頭痛や胃もたれ
  • 汗をかきすぎて、体力が奪われる
  • 日差しに弱く、外出するとぐったり
  • 夏が昔より「しんどくなった」

パン好きが老化を早める!?

「小麦って体に悪いって聞くけど、ほんと?」
「グルテンフリーって流行だけでしょ?」

…そんな声が聞こえてきそうですが、小麦の摂りすぎが「細胞の老化」や「慢性疲労」に直結しているという驚きの研究が世界中で発表され始めています。

小麦に含まれる「グルテン」がミトコンドリアを傷つける

グルテンは小麦・大麦・ライ麦に含まれるたんぱく質ですが、腸の炎症を引き起こすことがわかっています(※1)。
この炎症が全身に波及し、細胞のエネルギー工場=ミトコンドリアに“酸化ストレス”を与えて機能低下を引き起こすのです。

その結果:

  • 疲れやすくなる
  • 集中力が続かない
  • 代謝が落ちて太りやすくなる
  • 肌がくすみ、老け見えする

こういった変化が、「年齢のせい」ではなくミトコンドリア機能の低下による可能性があるんです。「パンが好きな人ほど肌年齢が高い」研究も!

シミ・たるみの原因に?!

ある日本の皮膚科研究(※1)では、小麦製品を日常的に多く食べる人は、肌の糖化が進みシミ・たるみが顕著だという結果が出ています。※1:日本抗加齢医学会「食と肌老化の関係」(2019年 第19回学会資料)

その原因は、「グルテン」と「高GI(血糖値を急上昇させる)食品」である小麦パンが、
糖化ストレス&ミトコンドリア機能のダブルダメージになるため。

でも安心してください。

すべての小麦が悪いわけではありません。
しかし、40歳を超えてから体調の変化を感じているなら——

小麦中心の食生活を一度見直す
ミトコンドリアをサポートする栄養やサプリを意識して摂る

この2つだけでも、体調・美容・集中力がグッと変わってきます。

あなたの「食生活は美容と健康につながっています」

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【動画】エネルギー発電所・ミトコンドリアとボディプロテン

細胞内のエネルギー発電所・ミトコンドリアを強化して細胞レベルで健康維持へと働きかけるボディプロテンの紹介動画です。

▼動画はこちらです

「もっとエネルギーが欲しい」というのは誰もが考えていることですが、その解決策が以外な場所にあることが最近の科学的リサーチでわかりました。

それは、わたしたちの体の中なのです。人間の体は数兆の細胞でできていて、それが常に働いています。

心臓、肺、脳、筋肉など、それが形成する体内の組織はさまざまですが、そのような細胞にはエネルギーを生み出す小細胞が入っているのです。その小細胞がミトコンドリアです。

ミトコンドリアは細胞内の発電所のような役割を持ち、吸い込む息や食べ物をATP(アデノシン三リン酸)、つまりエネルギーに変換します。

そのエネルギーが、体の細胞のほとんどの代謝活動の原動力となります。事実、ミトコンドリアは、体が必要とするエネルギーの90%以上を作り出します。

科学的リサーチで、わたしたちのミトコンドリアの健康レベルは若いときが最高で、細胞のエネルギーレベルも最高だということがわかっています。

しかし、加齢とともに、ミトコンドリアのレベルが低下します。ミトコンドリアレベルの低下に従い、エネルギーも減少します。

また、加齢とともに、細胞の酸化ストレスや細胞損傷が増えてきます。フリーラジカルが細胞を攻撃し、既に減少しているミトコンドリアの数をさらに減らすため、エネルギーがさらに減少するという結果を招きます。

細胞内のこの小さい発電所の効率を自然な方法で、実際に引き上げることができたら、どうなるでしょうか?ボディプロテンは、細胞レベルで健康維持へと働きかけるように考案されています。

この製品は、ミトコンドリアの健康状態に3つの方法でプラスの影響を与えるように科学的に調合されています。

試験的な人体臨床研究に加えて、他のふたつの試験官内臨床研究で、ボディプロテンの次のような特徴が明らかになっています。

①体の細胞のミトコンドリア数を実際に増加させます

テンは体が新しいミトコンドリア、つまり細胞中のエネルギー発電所を作り出すのをサポートします。中核となるエネルギー源を強化して、持続性エネルギーと活力を体内に生み出します。

②ミトコンドリアの効果性をサポートします

テンはミトコンドリア内の、あたかも点火プラグのような役割を果たし、細胞を起動させてエネルギーを与えます。

③この調合は、細胞壁を通って細胞内に入り込み、酸化ストレスや細胞損傷から守ることが明らかになっています

細胞の中から細胞を保護する、ボディーガードだと考えてください。

ボディプロの健康に対する理念はシンプルです。1から10の段階で、みなさんにレベル10の健康を維持していただくことです。つまり、より多くの発電所+改良された発電所+保護された発電所=増加したエネルギー。

ボディプロテンで、素晴らしいフィーリングを取り戻しましょう!

※これらの記述は食品医薬品局によって評価されたものではありません。本製品は、病気の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。

※画像・文章の引用元:上部動画(ボディプロテン)

わたしたちにとってTENを飲むことのメリットはどんなことがあるの?

実力派サプリであるボディプロテンを摂取することは、わたしたちにとってどんな良いことがあるのでしょうか?

ヒト臨床試験の結果

・健康で質の良いミトコンドリアの働きをサポートする→被験者12人/45~70歳。白血球ミトコンドリアが2時間後に20%増加し、1か月後に32%増加

・細胞エネルギーを促進する(2時間後に14%アップ)

・酸化によるストレスの攻撃から抗酸化物質細胞を保護する(酸化ストレス環境下でもミトコンドリアの増加があった)

医薬品ではなくサプリメントでヒト臨床試験が行われること、またその結果がしっかり証明されていることはとても希少です。サプリメントの体感は人それぞれなので「あなたの体のこれに効くよ!」とは言えませんが、臨床試験データがあると安心感が違いますよね。

家族全員、いつまでも健康で幸せに過ごすイメージ

では、体内のミトコンドリアを増やしたり、酸化ストレスを軽減することには体感としてどのようなメリットがあるのでしょうか?

体の変化、改善で期待できること

自然エネルギーの全体的な増加によるスタミナの向上、全般的な気分の改善、幸福感や活力を感じ、疲労感を感じにくくなること。

疲労感は、乳酸の蓄積ではなく酸化ストレスからくるというのが現在の定説となっています。脳の精神活動のエネルギー源もミトコンドリアです。

疲れにくい体を作り幸福感を感じる

肌、爪、毛髪のハリ、ツヤが良くなること

※肌、爪、毛髪を作るエネルギー源もミトコンドリアです。皮膚のターンオーバーは2~4週間で、日本人の毛髪は1日に0.3~0.34mm伸びると言われています。

傷んで弱ったミトコンドリアは、老化の原因となりえる活性酸素をたくさん発生させ、それが癌や認知症の発症に深く関わります。

癌、認知症の予防効果が期待される

傷んで弱ったミトコンドリアは、老化の原因となりえる活性酸素をたくさん発生させ、それが癌や認知症の発症に深く関わります。

また、細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素を活性化させることによって、細胞の癌化や神経細胞の死滅を抑えることに繋がります。さらに、癌免疫細胞のエネルギー源もミトコンドリアであると言われています。

癌、認知症の予防効果が期待される。いつまでも健康で元気に趣味を楽しめる

糖尿病の予防効果が期待される

エネルギーの代謝効率が上がると、血糖値が低下します。糖をうまく消費できなくなる病気である糖尿病とミトコンドリアの関係についてはこちらをご覧ください。

糖尿病の予防効果が期待される。いつまでも楽しく食事をする様子

※これらの記述は食品医薬品局によって評価されたものではありません。本製品は、病気の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。

知ってましたか?アメリカと日本のサプリメント製造管理ルールの違い

サプリメントの製造管理において、実はアメリカと日本ではルール(法律)が大きく違います。

「海外のものはよくわからないし、やっぱり何でも日本製のものが安心!」とお考えの方はちょっと驚いてしまうかもしれませんが、ボディプロテンの安全性を知るためにもぜひ参考にしてくださいね。

日本に比べて、アメリカでは原材料や成分、管理体制までとても厳しく管理されていることがわかりますね。

ボディプロテンは、このような厳しい検査をすべてクリアし安全に管理されているサプリメントです。

こうした基本的ルールのほか、ボディプロテンはその安全性が証明されるさまざまな認証を取得しているサプリメントです。

サイエンスZERO①運動でミトコンドリアが増える?!

NHK教育テレビ・サイエンスZEROで、ミトコンドリアと運動、さまざまな病気との関係について紹介されました。

運動に必要なエネルギーはミトコンドリアが作る!

みなさん、運動していますか?健康を維持するためにはやっぱり運動が一番!運動すれば、必要なエネルギーを作り出そうと、ミトコンドリアも活性化するんです。

特に、体全体を動かして多くの酸素を必要とする水泳などの運動では、ミトコンドリアも一層活性化します。

水泳などの運動では、ミトコンドリアも一層活性化

元気なミトコンドリアを持っていることが健康の秘訣!

中高年への運動指導をしている国立健康・栄養研究所の宮地元彦さんによると、運動をすると、じっとしている時の6~8倍くらいのエネルギーを使っているとのこと。

それだけミトコンドリアも、6~8倍くらい頑張って活性が上がっている状態になっているそうです。

運動を続けると、さらにいいことが…!

実は、運動を続けるとさらにいいことがあります!運動をはじめる前に比べて、10日間運動を続けた後のミトコンドリアの量が増えるというデータがあるんです。

ミトコンドリアの量が多い活発な人は、元気で、体力もあって、おそらく質の高い生活が送れる人だと言える、と宮地さん。

ならば!元気なミトコンドリアを増やしたい!

宮地さんによると、激しい運動をしなくても、ウォーキングで汗を流すだけでミトコンドリアは増えるんだそうです。

さらに、掃除など普段の暮らしの何気ない動きでも、ちょっと意識して全身を使うだけでOK!継続は力なり、増やせミトコンドリア!

続きはこちら→②消費カロリーとは、ミトコンドリアが作ったエネルギーそのもの!

写真・キャプチャ元:サイエンスZERO/NHK

サイエンスZERO④~糖尿病、がん、認知症など色々な病気の原因はミトコンドリアの機能にある

NHK教育テレビ・サイエンスZEROで、ミトコンドリアと運動、さまざまな病気との関係について紹介されました。

糖をうまく消費できなくなる病気、糖尿病

前回の動画では、ミトコンドリアの量が多いと体重や内臓脂肪の増加が少ないこと、ミトコンドリアの機能と糖尿病は悪性サイクルの中でどんどん進んでいってしまう、といった内容をご紹介しました。

今回は、ミトコンドリアと病気の関係についてさらに詳しく見ていきます。(前半部分は少し、前の動画と重複します)

糖をうまく消費できなくなる病気、それが糖尿病です。糖尿病の患者の細胞には、普通の人よりもミトコンドリアの量が少ないというデータもあります。

血糖を上げたり、インスリンの濃度が高まることでミトコンドリアの量が減ったり、機能が悪くなることが知られていますので、ミトコンドリアの機能と糖尿病は悪性サイクルの中でどんどん進んでいくのです。

糖尿病が起こる仕組み

通常、血液中に含まれる糖は、インスリンというホルモンによって主に筋肉などの細胞に送り込まれます。

ミトコンドリアは、その糖を元にATP(アデノシン三リン酸)を作ります。ATPというのは、わたしたち生物が活動するためのエネルギー物質です。

では、運動不足などでミトコンドリアが減るとどうなるのでしょうか?

インスリンは、糖を細胞に送り込み続け、細胞の中には、糖がATPに変えられずにたまっていきます。

この糖が、ミトコンドリアにダメージを与え、ミトコンドリアはますます減ってしまうと考えられています。これが、伊藤教授の言う悪循環です。

この状態が続くと、ついにはインスリンも働かなくなり血液中の糖の濃度が高いままになってしまいます。こうして、糖尿病は進行していくのです。

色んな病気の最も元にミトコンドリアの機能がある

ミトコンドリアは、糖尿病だけでなく、ガンや脳卒中、認知症などさまざまな病気と関係しているのではないかと伊藤教授は考えています。

「色んな病気があるけど、ガンとか、メタボでよく起こる血管の病気、それから例えば感染といったようなもの。」

慶応義塾大学医学部/伊藤裕教授

「こういった、色んな病気の最も元に、ミトコンドリアの機能があるんじゃないかと。だから、それぞれ病気の原因は、それぞれ違ったものがあるけれども、その(病気の)起こりやすさみたいなものを決めているものに、ミトコンドリアが非常に大きいのではないか、と考えています。」

運動をせずに筋肉が少ないとミトコンドリアが少ない

スタジオに戻り、出演者さんたちの会話

「ミトコンドリアの量によってマウスが太ったり痩せたりっていうのに本当に驚いたのですが、太るということはミトコンドリアがあまり働いていないということなんですか?」

「そうですね、太るといってもそれは脂肪が増えるということなんですね。ですから、逆に痩せすぎというのは筋肉が少ないということなんです。」

「運動をしないで痩せすぎているという場合は筋肉の量が少ない、すなわちミトコンドリアが少ないということになるんですね。」

日本ミトコンドリア学会会長/日本医科大学大学院教授/太田成男さん

「エネルギーの40%は筋肉が消費しているわけですから、(筋肉がないと)ミトコンドリアが働かない状態になってしまうということでとても危険なことなんです」

筋肉は何歳になっても付けられる!

司会者「筋肉を付けるといっても、例えば年配の方でこれから筋肉をつけるのが難しいと思う人もいるのでは…??」

太田先生「そんなことはないんですよ!筋肉というのは90歳になってもまだまだ筋肉を付けることができますし、ミトコンドリアを増やすこともできるんです!ですから、運動というのはとても大事なんですね!」

ミトコンドリア学とはどういう研究をしている?

司会者「先生はミトコンドリア学が専門分野ですが、どういう研究をされているのでしょうか?」

太田先生「今は、ミトコンドリアと認知症の関係を中心にやろうと思っているんです。やはり予防法を、どうしたらいいかを突き止めたい。やっぱり、人の役に立ちたいということにも貢献できる。そういう意味では、ミトコンドリアの研究をやってて良かったな、と思っています。」

最後に

「健康のカギを握る、ミトコンドリア。ますますこれから研究が進んで、ミトコンドリアを知るということはわたしたち自身を知ることにも繋がっていくのではないでしょうか。これからの研究が非常に楽しみです。」

はじめから読む→①運動でミトコンドリアが増える?!

②消費カロリーはミトコンドリアが作ったエネルギーそのもの!

③ミトコンドリアが多いと痩せる!生活習慣病とミトコンドリアの関係

写真・キャプチャ元:サイエンスZERO/NHK

サイエンスZERO③~ミトコンドリアが多いと痩せる!生活習慣病とミトコンドリアの関係

NHK教育テレビ・サイエンスZEROで、ミトコンドリアと運動、さまざまな病気との関係について紹介されました。

生活習慣病にもミトコンドリアが関係している

前回の動画では、生き生きとしたミトコンドリアを保つことで老化や病気の原因になる活性酸素が出にくくなる、という内容をご説明しました。ここでは、ミトコンドリアと生活習慣病の関係についてご紹介します。

慶応義塾大学・医学部教授の伊藤裕さんは、ミトコンドリアがメタボリックシンドロームに深く関係していると考えています。

伊藤さんの研究室では、5年前(放送当時の)から、ミトコンドリアの量に注目した研究を行っています。

ミトコンドリアの量の違いによって体重の増加に差が出る

普通のマウスと、遺伝子を変えてミトコンドリアを増やしたマウス。それぞれにカロリーの高いエサを同じ量与え続けました。9週間の体重の変化です。

ミトコンドリアの多いマウスの方が体重の増加を抑えれられています。見た目も一目瞭然で、ミトコンドリアの多いマウスのほうが体が引き締まっています。

お腹についた脂肪も、ミトコンドリアの多いマウスは、内臓脂肪が普通のマウスの半分以下でした。

なぜこのような結果になったのか?

伊藤さんたちは、それぞれの血糖値を測定しました。↑これは、エサを食べた後の血糖値の変化を示したグラフです。ミトコンドリアの多いマウスの方が、早く糖を消費していることがわかりました!

糖をうまく消費できなくなる病気…

糖をうまく消費できなくなる病気、それが糖尿病です。糖尿病の患者の細胞には、普通の人よりもミトコンドリアの量が少ない、というデータもあります。

血糖を上げたり、インスリンの濃度が高まることでミトコンドリアの量が減ったり、機能が悪くなることが知られていますので、ミトコンドリアの機能と糖尿病は悪性サイクルの中でどんどん進んでいくのです。

続きはこちら→④糖尿病、がん、認知症など色々な病気の原因はミトコンドリアの機能にある

前の話はこちら→②消費カロリーはミトコンドリアが作ったエネルギーそのもの!

写真・キャプチャ元:サイエンスZERO/NHK

サイエンスZERO②~消費カロリーはミトコンドリアが作ったエネルギーそのもの!

NHK教育テレビ・サイエンスZEROで、ミトコンドリアと運動、さまざまな病気との関係について紹介されました。

ミトコンドリアが元気だと疲れにくい体になるんです!

前の動画では、運動をするとミトコンドリアが活性化するという内容が紹介されました。番組出演者の方たちが体を動かしながら「最近、運動不足なので心配になりましたね」等と話しています。

「実は、消費カロリーというのはミトコンドリアが作ったエネルギーそのものなんです」と日本ミトコンドリア学会会長で専門家の太田成男さん。

ですから、ミトコンドリアが元気だと、疲れにくい体になるわけです。すぐに息が上がってしまうとかそういう時は、ミトコンドリアが減っているのでしょう。

筋肉をつけるのが大事!

ミトコンドリアを増やすためには、少し強めの運動と弱めの運動を交互に組み合わせるのが一番良いと思います。筋肉が増えれば、ミトコンドリアも一緒に増えてくれます!

ミトコンドリアの機能が低下すると…?

ミトコンドリアの機能が低下するというのはただの体力不足ではなくて、実は深刻な問題もあるんです。(核を中心として、周りをミトコンドリアが囲んだ細胞の映像を説明)

60倍で早送りしていくと、核を囲むミトコンドリアの色が黄色からだんだんオレンジ、赤色へと変化していくのがわかります。

これは、ミトコンドリアから活性酸素という有害な物質がたくさん出ているのを撮影した様子です。活性酸素は、実はミトコンドリアで一番作られているのです。

つまり、こちらの映像の赤い部分は、ミトコンドリア自身が作り出している活性酸素がたまっている、ということになります。

活性酸素は、良いこともしている!

活性酸素は有害な物質だと説明がありましたが、悪いことだけではなく良いこともしているんです。

例えば免疫作用があったり、ガンから体を防御したり、血管を作ったりと、そういうことに役立っています。

ただし、活性酸素が増えすぎると…

ただし、特にミトコンドリアの機能が落ちることによって活性酸素が増えすぎてしまうと、それが病気の原因になってきます。(遺伝子を切りつけたり、ということが起こるそうです)

(ミトコンドリアが黄色から赤くなっていく)映像は、薬で人為的に活性酸素がたまるようにしていったものとのことですが、老化すると、同じような状態になります。

老化を防ぐためには…!

老化を防ぐためには、活性酸素があまり出ないように、たまらないようにするのがとても大事なんです。

生き生きとしたミトコンドリアを保っていることが老化に繋がらない、元気な身体を保つということなんですね。

ミトコンドリアの機能の低下が体にもたらす影響とは…?!

ここまでで、ミトコンドリアの状態とわたしたちの健康は本当に密接に関わっているということがわかりました。実は、ミトコンドリアの機能の低下が体にもたらす影響というのはこれだけではありません。

生活習慣病にもミトコンドリアが関係していることがわかってきたのです。

続きはこちら→③ミトコンドリアが多いと痩せる!生活習慣病とミトコンドリアの関係

前の話はこちら→①運動でミトコンドリアが増える?!

写真・キャプチャ元:サイエンスZERO/NHK

【動画】ほんまでっか!?TV ミトコンドリアと寿命のヒミツ

フジテレビ・ほんまでっか!?TVの過去回「寿命のヒミツ」で、ミトコンドリアの働きについて紹介されました。

https://youtu.be/eTulx33_sDU

こちらの番組内でミトコンドリア評論家として説明されているのは、日本で初めて細胞の免疫性に着目してがんを診断する「がん免疫ドッグ(イムノドッグ)」を開発した宇野克明医師。現在は医療法人社団東京MITクリニック理事長。がん、免疫治療に関するさまざまな著書・論文を発表されています。

ミトコンドリアとは!?

・ミトコンドリアは、人間の細胞の中に何千と存在する、エネルギーを作りだすパーツ

・体重の約1/10はミトコンドリアで、わたしたちの体の形を作っている

・状態が気に入ると非常に身体を大切にし長生きさせてくれるが、気に入らないとどんどん細胞を壊すというまるで女王様のような性質を持っている

ミトコンドリアの役割

①電子でエネルギーを作り出す

②不要な細胞を壊す命令を出す

問題なのは・・・

ミトコンドリアが弱まると、不要な細胞を壊せない。(体から悪い細胞を排除できない!)

動画の最後に明石家さんまさんがサラッととても重要なことを言っています。「ミトコンドリア次第ということですね」と。ミトコンドリアに元気があればわたしたちも健康長寿でいられるのですね。

動画・写真・キャプチャ元:ほんまでっか!?TV/フジテレビ